技術士第一次試験(機械部門)平成28年度Ⅲ-16解説
技術士第一次試験(機械部門)平成28年度年度Ⅲ-2解説
【解答】5
【解説】材料力学
Bを原点としてB→A方向に座標軸をとる。Bからだけ離れた位置の断面積をとする。位置から微小変化移動した位置の断面積はである。この時、微小変化は1より十分小さいため、母線を直線と近似できるため、微小部について以下が考えられる。
平均断面積:
体積:
自重:
力のつり合いから、変化分だけ考慮して
ここで、右辺の微小量の積は近似的に無視できるので
両辺を積分して、について解くと
は積分定数である。
B部における断面積は、加わる荷重がであるので
したがって、
求めるA部の断面積は上式にを代入して
これは、選択肢5に一致する。
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